クレヨンってすぐに折れてしまいますよね。
折れてしまったクレヨンは、そのままでは使いづらく、新しいものを買い足すことが多いかもしれません。
しかし、折れてしまったクレヨンを直す方法があることをご存じですか?
この記事では、折れたクレヨンを簡単に直す方法を紹介します。
この方法を使えば、折れたクレヨンを無駄にすることなく、新しいクレヨンとして再利用することができます。
また、子どもと一緒に楽しみながらできるため、知育としてもおすすめですよ♪
折れたクレヨンは家にあるもので復活できる!
折れたクレヨンを直すには、特別な道具や材料を必要とせず、家にあるものだけで簡単に行うことができます。
この方法は、クレヨンを溶かして再形成するというもの。
溶かしたクレヨンは、好きな形に再成形することが可能で、自分だけのクレヨンを作り出すこともできます。
単にクレヨンを修復するだけでなく、創造性を育むことにもつながりますね。
基本編:折れたクレヨンの直し方
折れたクレヨンを直す過程は、簡単で楽しいものです。
以下のステップに沿って進めることで、折れたクレヨンを新しい形で蘇らせることができます。
- 折れたクレヨン
- クッキングシート
- オーブン
- シリコン製の型(カップケーキ型など)
- 木製の棒やピック(クレヨンをかき混ぜる用)
ステップ1: クレヨンの準備
まず、クレヨンのラベルを剥がします。
ラベルが剥がしにくい場合は、少し水に浸しておくと剥がしやすくなります。
クレヨンの表面が乾いたら、次のステップに進みます。
ステップ2: クレヨンを割る
クレヨンを小さなピースに割ります。
小さくすることで溶けやすくなりますよ。
このときに色ごとに分けておくと、後で色を混ぜる際に便利です。
ステップ3: 割ったクレヨンを溶かす
オーブンを事前に約120℃に予熱します。
シリコン製の型に割ったクレヨンを入れ、クッキングシートを敷いたオーブントレイにのせます。
オーブンで約10-15分間、クレヨンが完全に溶けるまで加熱します。
ステップ4: 溶けたクレヨンを型に入れる
溶けたクレヨンは非常に熱いため、取り扱いには十分注意してください。
溶けたクレヨンを、木製の棒で軽くかき混ぜます。
もし色を混ぜたい場合は、この時点で他の色を追加してください。
色を混ぜすぎると泥のような色になってしまうので、軽く混ぜる程度に留めましょう。
ステップ5: 冷やして固める
クレヨンを型に入れたら、室温で自然に冷まします。
早く固めたい場合は、冷蔵庫で冷やすこともできますが、ゆっくり室温で冷ます方がクレヨンがきれいに仕上がります。
ステップ6: 完成したクレヨンの取り出し
クレヨンが完全に固まったら、型から取り出します。
シリコン製の型を使用している場合は、型を柔らかく曲げることでクレヨンが簡単に取り出せます。
これで、折れたクレヨンが新しい形で再生されました。
色を混ぜたり、好きな形の型を使ったりすることで、オリジナルのクレヨンを作る楽しみもありますよね。
次に、注意点とコツについて詳しく解説します。
折れたクレヨンを再生するときの注意点とコツ
折れたクレヨンを直す過程はシンプルで楽しいものですが、失敗することもため、いくつかの注意点とコツを知っておくことが重要です。
以下に、成功のポイントと安全に作業を行うためのアドバイスをまとめました。
温度管理が重要
オーブンの温度設定に注意しましょう。
クレヨンは比較的低温で溶け始めますが、あまりに高温で加熱しすぎると、クレヨンの色が変わる可能性があります。120℃程度が適切です。
加熱時間にも注意が必要です。
クレヨンが完全に溶けたらすぐにオーブンから取り出しましょう。
長時間加熱し続けると、色が濃くなったり、不均一な仕上がりになることがあります。
クレヨンの色を混ぜる際のポイント
色の組み合わせを考えましょう。 似た色同士を混ぜると、美しいグラデーションが生まれますが、反対色を混ぜすぎると泥のような色になりがちです。
混ぜるタイミングも重要です。
溶けたクレヨンが熱いうちに混ぜると、色が均一に混ざりますが、少し冷ましてから混ぜるとマーブル模様のようになります。
安全に作業を行うための注意事項
熱いクレヨンには十分注意してください。
溶けたクレヨンは非常に熱く、やけどの原因となります。
特に子供と作業をする場合は、大人が加熱や取り扱いの工程を担当することが重要です。
適切な器具を使用しましょう。
シリコン製の型やクッキングシートを使用することで、作業がスムーズに進みますし、安全に作業を行うことができます。
応用編:オリジナルクレヨンの作り方
基本の修復方法をマスターしたら、次はもっと創造的に、オリジナルのクレヨン作りに挑戦してみましょう。
この章では、独自の色や形を持つクレヨンを作るためのアイデアとテクニックを紹介します。
異なる色のクレヨンを混ぜる
色の選び方を工夫しましょう。
オリジナルの色を作るには、基本色を混ぜ合わせることから始めます。
青と黄色を混ぜれば緑が、赤と青を混ぜれば紫が作れます。
さまざまな比率で色を混ぜ合わせて、思い通りの色を見つけ出しましょう。
色を段階的に混ぜる
シリコン型に色を層にして入れ、一層ずつ異なる色を加えていくことで、グラデーション効果のあるクレヨンを作ることができます。
各層を少し冷ましてから次の色を加えると、色がはっきりと分かれ、美しい仕上がりになります。
オリジナルの形を作る方法
様々な型を使用しましょう。
市販されているシリコン製の型は、星や心、動物など、さまざまな形があります。
お菓子作り用の型を使えば、オリジナリティあふれるクレヨンを作成することができます。
自作型の利用も検討してみてください。
安全な材料を使って、自分だけの型を作ることも可能です。
例えば、粘土で形を作り、それをもとにシリコンで型を作るキットなどを使用すると、完全オリジナルのクレヨンが作れます。
複数の色を使ってマーブル効果を出す。
異なる色のクレヨンを一緒に溶かし、完全には混ぜ合わせずに型に流し込むことで、マーブル模様のクレヨンを作ることができます。
小さなおもちゃやキラキラするアイテムを加える
シリコン型の底に小さな安全なおもちゃや、食品用のキラキラパウダーを入れてからクレヨンを流し込むと、見た目にも楽しいクレヨンを作ることができます。
オリジナルクレヨンの作り方は、まるで科学の実験のようで大人も子供もワクワク。
親子で一緒に楽しむ絶好の機会ですね。
さらに自分だけの色や形を持つクレヨンを作り出すことで、描画の楽しみがさらに広がります。
ぜひあなただけのオリジナルクレヨンを作成してみてください。
まとめ
この記事では、折れたクレヨンを再利用して新しいクレヨンを作る方法から、オリジナルのクレヨンを作成する応用テクニックまでを紹介しました。
折れたクレヨンを直す過程は、単に画材を再利用するだけでなく、創造性を発揮し、新しいアート作品を生み出す機会でもあります。
さらに折れたクレヨンを捨てずに再利用することで、環境への負担を減らすことができ、子どもに環境問題を伝えるいい機会にもなりますね。
この記事を通じて、折れたクレヨンに新たな命を吹き込むことの喜びを感じていただければ幸いです。
ここで紹介したアイデアやテクニックを活用し、ぜひあなた自身のオリジナルクレヨンを作ってみてくださいね。
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